Makehuman(メークヒューマン)について
Makehumanとはオープンソースの3Dキャラクター作成ソフトです。
英語名を無理やり日本語に直すと、メーク(メイク)ヒューマン。人間を作るって意味ですね。
その名の通り年齢・性別や身長、筋肉の多さなどのパラメーターを入れて基本の身体を作成して、さらに胸や腕の大きさなど、細かい所も調整できます。
またアニメーションに必要な骨(Rig)だけでなく、見た目に重要な髪の毛や服なども作成します。
他の3Dソフト、有名なのでブレンダーなどありますが、3Dキャラクター・人間のモデルを作成することに特化したソフトです。
このサイトでは、Makehumanの初心者向けの使い方から、Three.jsとの連携でブラウザーで3Dアニメーションなどの応用まで説明したいと思います。
ちなみに、私はMakehumanモデルを使ってブラウザーで3Dモーションを作成するアプリを作ったり、ゲームに使える無料の動作(BVH形式)などを作って配布したりしているプログラマーな人です。
【Makehumanの最新情報】【Makehuman公式サイトについて】
Makehumanのインストール方法
公式のダウンロードサイトから、Download Makehuman
というアイコンを押して
ウインドウズの場合は、Windows (zip package): makehuman-1.0.0-win32.zip
をクリックしてダウンロードします。ダウンロードしたら、zipを展開して、好きな場所に移動してインストール完了です。
その他、Mac版とLinux版もあります。
またnightly build
と呼ばれる開発中の物も公開されています。、初心者にはお勧めしませんが、慣れた人でしたら、いち早く最新機能を試せます。不具合を報告したり、どこかで情報を配信したりなどしてオープンソースに参加することもできます。
クイックスタート
Blenderに読み込み。さらにThree.jsに読み込みまでやりましょう。
まずは、簡単に年齢・性別だけモデルを作りましょう。
せっかくなので、動かせるように骨と、Three.jsに読み込ませたい場合は、軽くする設定にしましょう。
そしたら、後はdaeで書き出します。
そうしたら、Blenderで読み込みます。 これだけで、リグ付きの3DキャラクターがBlenderに取り込めました。後はBlenderの操作でポーズを決めたりして楽しめます。
BlenderにThree.jsの書き出しできるようにする設定は、さておき
簡単にリグ付きで、書き出しできます。まあ問題点はテクスチャーですね。
書き出したら、基本的なスクリプトだけでモデルが表示できます。
使い方
日本語化
1.0.1からは、settingsタブを選んで、右側のlanguageの所から、Japaneseをチェックして、再起動すると、切り替わります。また同じ要領で多言語に切り替えれます。
その他
WindowsでIntelのビデオカードとは相性悪いようです。青色になるみたい。 via 公式
ウイルスソフトの反応について makehuman1.0.1をVirusScanした所、以下の2つで検出されました。
ただ、反応の少なさからしてご検出ではないかと想像します。 公式フォーラムにも投稿がありますので、続報があれば更新したいです。
ソフト名 | 結果 |
---|---|
その他50ソフト | 問題なし |
NANO-Antivirus | Riskware.Win32.BtcMine.cxbxal |
Symantec | WS.Reputation.1 |