フォルマントの確認で英語の発音を上達させるには
フォルマントとは
フォルマントとは音声をスペクトラム画像に変換すると、音声中の周波数ごとの強さがわかる。 特定の周波数のあたりで、一番強い部分をしたから第1フォルマント・第2フォルマント.. 略して、F1・F2と呼んでいく。
母音の場合 F1・F2だけで分類できる。
ちなみに、F1は500hzあたり、F2は1500hzあたり、F3は2500hz 辺りになる。
ようするにアプリを使うと音声を画像に変換できて、画像中の下の2本の線の高さで、母音が何かを知ることができる。
日本語のフォルマント例
英語の発音を上達させるには
基本母音ごとのフォルマントを知る
発音を区別するため発音記号がわかるほうが望ましいです。
例として次のようなものがあります。
Canadian English from Acoustic Phonetics
発音記号 | F1 hz | F2 hz |
---|---|---|
ɑ | 830 | 1170 |
i | 280 | 2230 |
o | 430 | 980 |
詳しくは、英語発音記号別フォルマントの値
自分の発音を知り弱点を知る
母音の発音を実際に、自分はどう発音しているか確認してみる。 それで、例のフォルマントと離れすぎている。あるいは他の音と近いのは弱点といっていい。あるいは音声認識などで統計的に悪いものとか
個人差があるので、きっちり合わせる必要はないけど、別の音同士が離れている必要はある。
私の例 Canadian Englishを元に比較付き
この画像を作るには、akjavaフォルマント表示を使って9つの母音マップ画像を作成する を見てください。
目標を決めて調整する
まずは、目標の母音の発音を決めて、それに近くなる用に口の開け方・舌の位置を変えて試してみる。
例 ɔ
の音の場合
アイウエオを発音してみました。
普通に
口を開けるみる。
舌を奥にひっこめてみる。
画像が小さくてわかりにくいのですが、舌を奥に引っ込めてオの音が、近いので、これを採用することにしました。
和45式で英語の母音発音向上も参考になるでしょう。
複雑な母音の倍は、例を見て、似るよう努力する
発音記号には明記されていない、単語ごとに違いなどもある。
有声音・無声音を確認してみる
以外と強く発音した場合、有声音になっている場合がある。 そうなると正しく聞こえなくなる。
有声音は、下の方に赤くフォルマントが出てくる。
フォルマント画像の作成方法
akjavaフォルマント表示を使ってフォルマントを表示させてみる
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