仮想現実(VR)に関しての懸念
VRは、まだまだ、始まったばかりで、ベーター段階といったところだ。 ようやく本命デバイスのOculus Riftの製品版がリリースされようとしている。
心配するのは早過ぎるが、今の段階での懸案事項を上げておく
消費者の需要が少ない可能性
3Dだから、あたらし操作方法だから、いろいろな角度から見えるというだけでは、アプリはヒットしない。
コケた3D
つい最近、3Dテレビが盛大にこけた。歴史的にみれば、過去に何回か、ヘッドセット系端末は出ているが流行った試しがない。
Oculus Riftの製品版は、片目、2560 x 1440という説もある。 それでも、このデバイスは視野角が非常に広いので足りないくらいだ。 どうしても、ドットが気になってしまうだろう。
現実を見間違えるような没入感を望むには、さらに数年待たないといけない。
変わらないコントローラー
ゲームに関して言えば、プレイステーションの頃より、ゲーム用のコントローラーは対して変わっていない。TVのリモコンもボタン増えただけだ。
まだ、正式な操作方法は決まっていないが、新しい操作方法が消費者に受け入れられるには時間かかるだろう。
消費者は眺めるだけを好む?
DVDの頃から、マルチアングルという、複数の場面を含ませる機能があった。 しかし、まったく流行らなかった。 それ以外にも、場面を選択するなどして移動するものも、あったが同様だった。
VR機を使えば、自分で見たい場面を首動かして決めることができる。 しかし、消費者は場面を編集で児童に切り替えてくれる方が楽に感じるのかもしれいない。
安全性の問題
アプリは、安全性への考慮を十分しないといけない。
肉体的
普段、首なんてそんなに振ることはない。 しかもヘッドセットのようなオモリ載せて動かす、首への負担は相当なものじゃないだろうか。一日平均、どのぐらい使うのは問題ないのか不透明
ヘッドセットをかぶって、目が見えないわけで、VRの世界に釣られて動いたりすると危険だ。今のところケーブルが安全装置とかしている部分がある。
Gear VRのような、ハンドフリーのヘッドセットで事故の話が出てこないのは、まだ普及度が少ないからだろう。
精神的
3DやVRは、精神的な影響も多いだろう。3D酔という言葉があるぐらいだ。
以下、メーカーによる3D関連の注意事項を引用しておく。
6歳以下の小さなお子様の視覚は発達段階にあると言われており、専門家は、『ニンテンドー3DS』だけでなく、3D映画や3Dテレビなども含め、左右の目に異なる映像を届ける3D映像は、小さなお子様の目の成長に影響を与える可能性があるという見解をもっています。
Sonyのヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer”の場合
本機での視聴は成長過程のお子様の健康に影響を与えるおそれがあります。15歳以下のお子さまには使用を控えさせてください
技術的課題
映像以外の課題も多い
音声どうするの?
音も、360度から、的確な方向から聞こえないと没入感は得られない。
Oculus Riftは、RealSpace 3D ライセンスととかいう話があるが、ライセンス方式だと標準化なりにくい。アプリ作成する人が費用負担しないといけないとか。cardboardでは使えないとか
標準の入力どうするの?
ゲームコントローラーにしてしまうと、ゲームしている層以外に受け入れられない。 新しいのは、新しいので受け入れられない。
Google Cardboardは、磁石使ったボタンを実装した。他はどうする?