Manuel Bastioni LabのキャラクターのボーンをT-Poseにする
このドキュメントはversion1.2で書きました。
1.3でもほぼ同じ。1.4は検証中
このツールで作成したキャラクターのBone(骨組み)は、正式な呼び方は知りませんが、リラックス大の字ポーズです。
Reset Pose(リセットポーズ)ボタンを押すと、このポーズになります。
ここでは、これをT-Poseに変更する方法を説明します。
短く説明すると、modifierのamatureをcopyして、apply、ボーン選択して、poseモードから、pose/apply/Apply Pose as Reset Pose だけです。
BodyのParameterを変更する場合は、一旦保存して再読み込みinitialize後にFinalizesるうとうまくいきます。
これをしないと出力した時にBoneがT-Poseにならず、大の字のデフォルトのままになります。
T-Poseをデフォルト ボーンにする方法
Manuel Bastioni Lab 3Dで独自の表情を付ける でBlenderのShape Key持ちにすると途中でエラーが出て変換できません。
T-Poseを選びます。このT-Poseは、よく3Dキャラクターアニメーションで使われています。
T-Poseは腕と足はまっすぐ伸びてるので、角度表記はやりやすい。一方足がくっつきすぎてるので、服とかを自動で割り当てる時に、問題が起きやすい。
ここで、ポーズを変更しただけだと、出力してもボーンは、大の字になってます。
キャラクターを選択したら、Blenderの右側のパネルのスパナアイコンを選んで、Modifier
タブを開きます。
一番上がAmatureというボーンなのですが、これのCopyボタンを押して、同じのが2つ並ぶようにします。
するとモデルのポーズはおかしくなります。
そして、上のAmatureをApplyボタンを押します。モデルのポーズはおかしいですが、Modifierは最初の状態になります。
そしてボーンを選択します。はみ出ていない場合は、右上のパネルのツリーから、skeltonを選びましょう。選択すると、色が変わるのがわかります。
この上体で、左下から、Pose Mode
を選びます。
そして、PoseメニューからApply/Apply Pose as Reset Pose
にします。
するとポーズと骨が同じになり完成です。
注意点
原因不明ですが、この通りやっても、Finalizeすると結果が変わることがあります。
- 普通にうまくいく場合 (成功)
- ボーンが大の字ポーズになる場合 再度 T-Poseにして poseモードから、pose/apply/Apply Pose as Reset Pose
- 変形してしまう場合 - 失敗 やり直し
より詳しく
Finalizeで形がおかしくなる場合はあります。その場合Ctrl + New で最初からやるとうまくいくことがあります。ManuelBastioniLAB1.3の場合Blenderを起動直後だとなぜかうまくいかないような気がします。
あと、body-parameterを編集すると、うまくいきません。(ここでCTRL+ZでUndoすると、shape key無しの正常版ができます。)Shape Keyを諦めるか、普通にexportしたもの(boneはデフォルト大の字ポーズ)とシェープキーなし版のBoneを置き換えるといいかもしれません。
Finalize前の状態でblenderを保存して、それを開いてinitializeしてからfinalizeするとうまくいくことがあります。(正式機能ではないのでバージョン次第です)
これでもダメな場合があります。その場合、ver14だと、character_ageの所を上げて下げて、反映させるとうまくいくことがある。